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2023年09月11日
祝!チバニアン決定!千葉の地層10選を紹介
令和2年1月17日「チバニアン」が地質年代の名称に正式に決定されました。これにより今まであまり知られていなかった千葉の地層が、地球46億年の歴史に名を刻んだこととなりました。千葉セクションの地層には、地球のN極とS極が最後に逆転した際の過程がはっきりと残されています。世界を見渡してもこの地層ほど細かく地磁気逆転のようすが記録されているところはありません。千葉セクションを研究することによりかつての気候変動についても知ることができ、未来の地球に何が起こるかを予測する上でも役立つことでしょう。
千葉県の地層への興味関心をより高めてもらうため、千葉県教育委員会は「千葉の地層10選」を選定しました。「見学しやすい場所にあること」「古い時代から新しい時代まで千葉の成り立ちを楽しめるものであること」「みどころのある特徴的な地層であること」をテーマに選定がおこなわれました。鴨川市とその周辺からは、5か所が選ばれています。房総を訪れた際にはぜひ、地球の壮大な歴史に想いを馳せてみてください。
鴨川松島
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保田層群のカオス層
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沼サンゴ層
JR館山駅から館山航空隊行きのバス「西の浜海岸通」下車 徒歩15分。 |
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白浜の海底地すべり堆積層
安房グリーンライン「安房白浜トンネル」北側出口 |
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鋸山の「房州石」
鋸山ロープウェイ JR浜金谷駅から徒歩8分。 |
千葉の大地の成り立ちを知ることができる11の地層
1.木下貝層(印西市)
2.銚子の白亜紀浅海堆積物(銚子市)
3.屏風ケ浦(旭市、銚子市)
4.養老川流域田淵の地磁気逆転地層(市原市)
5.上総丘陵の砂岩泥岩互層(いすみ市)
6.鋸山の「房州石」(富津市)
7.勝浦鵜原の黒滝不整合(勝浦市)
8.鴨川松島(鴨川市)
9.保田層群のカオス層(鴨川市)
10.沼サンゴ層(館山市)
11.白浜の海底地すべり堆積層(南房総市)
(地図をクリックすると詳細が表示されます。)