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2023年04月05日

[モデルコース] 大浦・磯村の潮の香巡り

~海風を感じ、展望台から漁師町を望むハイキング~

古くから漁師町として栄えてきた大浦・磯村地区。県内でも有数の水揚げ量を誇る鴨川漁港や、水揚げされた水産物、それを加工した水産加工品。これらを販売する店舗、このほか漁業と密接に関わる場所などを通じ、海風を感じながら、小さな旅をしてみてはいかがでしょうか。

°˖✧モデルコース✧˖°


フィッシャリーナ鴨川 駐車場 ⇒ 鴨川漁港・三共製氷冷蔵 ⇒ 八雲神社 ⇒ 浅間神社 ⇒ 魚見塚展望台 ⇒ いずみや鮮魚店 ⇒ フィッシャリーナ鴨川 駐車場

鴨川漁港

昔は沿岸漁業を主体としていましたが、現在は沖合漁業の拠点港になっています。水揚げされる主な魚種は、イワシ、ブリ、サバ、アジなどで、県内有数の水揚げ量を誇っています。

三共製氷冷蔵株式会社 鴨川漁港工場

民間の製氷工場では国内唯一、漁港施設内に立地する工場。この工場では、1日70トンの氷を生産することができます。ここで作られた氷は、砕氷され水揚げされた魚の鮮度を保つために使われるほか、関東のコンビニエンスストアでロックアイスとして販売されています。

八雲神社

往古は牛頭天王宮と称され、磯村陣内に鎮座。再三、波浪のため損壊し、明治12年に現在地に遷りました。9月の祭礼には、この神社から担ぎ屋台が鴨川市内を練り歩きます。この大浦の担ぎ屋台巡行は、鴨川市の指定無形民俗文化財になっています。

浅間神社

「霊峰富士」の神、木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)をお祀りする神社。また、神社本庁より、地域の神社活動を通じて地域の活性化を図るための「モデル神社」にも認定されています。社殿正面には、眼下に港や町の一部が見え、そして、太平洋へと続く海原となっています。かつて、地元の人々はこの下の参道から登っていました。

魚見塚展望台

かつて漁師たちが沖合に来る魚の群れを見張っていたことから『魚見塚』(うおみづか)と言われています。三方に開かれており、大海原や鴨川の街並みが一望できます。女神像として「暁風」の前で恋人同士が誓いをたて、その証として鍵をかけていくと愛が成就すると伝えられていることから『誓いの丘』とも呼ばれています。

いずみや鮮魚店

鴨川漁港を主に房州全域から新鮮な魚を仕入れています。地元では「なんでも揃う店」と評判です。店頭販売でも買うことができます。
鴨川市貝渚3202 TEL 04-7092-3101



2023年、フィッシャリーナ鴨川すぐ近くに「Kamogawa SEASIDE BASE」ができました。こちらにもぜひお立ち寄りください❣ 地元海産物を味わえる浜焼き、地元の野菜や花、房総のお土産品の販売、カフェ、ベーカリー、クラフトビールなど。