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2023年04月06日
[モデルコース] 太海の漁村路地巡り
鴨川市太海地区は、昭和初期まで波の豊太に感謝して、「波太」(なぶと)と呼ばれていました。地元の人々にとっては、ここは今でも波太のまま。昭和の頃から変わらない、どこか懐かしい時間の流れの中で、心を緩めて歩いてみませんか。
°˖✧ モデルコース ✧˖°
JR太海駅 ⇒ いぼ神様 ⇒ 松葉屋 ⇒ 香指神社 ⇒ 昭和のポスト ⇒ 画家ゆかりの宿 江澤館 ⇒ 鴨川ウォールアート ⇒ JR太海駅
いぼ神様
昔から地域住民に信仰されています。イボができたところを石でこすると治ると言い伝えられています。遠くから来る人も。住民の中には、頭が痛いときに石でこする方もいるそうです。
松葉屋
民老舗の鰹節店。蕎麦屋をはじめ、さまざまな店へ出荷されています。一般的に削り節は乾燥後蒸気で蒸らしてから薄く削るが、ここでは、昔ながらの製法により乾燥後あぶってやわらかくし、木材のチップのような粗削りにするのが特徴。こういった鰹節製造の体験もできます。
香指神社
岩陰を神殿とする神社。畠山重忠(源頼朝に臣従して知勇兼備の武将として、幕府創業の功臣として重きをなしました。しかし、頼朝の没後に謀反の疑いをかけられ、一族とともに滅ぼされた。)の娘のかんざしを納めました。縄文時代の岩陰遺跡、武田石翁(安房の三名工)の狛犬、中世の宝篋印塔などがあります。
画家ゆかりの宿 江澤館
大正二年創業。数多くの画家に親しまれる「画家ゆかりの宿」。安井曽太は「外房風景」を描き、逗留した部屋も現存しています。このほか、館内には数々の絵画が展示されています。
名勝 仁右衛門島
太海浜の目前にぽっかり浮かぶ約30,000㎡の島。源頼朝や日蓮聖人の伝説で知られ、昔より所有者、平野仁右衛門が一戸だけ住んでいることから仁右衛門島といわれています。千葉県指定の名勝で、新日本百景の地として選ばれています。源頼朝が夜襲を避けて身を潜めたと伝えられる洞窟や、亀に形が似た亀岩などの奇岩、島内の各所に歌碑や句碑があります。
太海駅すぐ近くのウォールアート
所在地:太海駅入口(鴨川市太海字馬場2016-5)
アーティスト:makimachado
2022年作