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2024年02月27日
台湾 南投県の市長、観光圏連盟会長らによる訪問
令和5年10月、台湾中央部に位置する南投県 埔里鎮(ナントウケン プーリーチン)の市長や 台湾最大の湖である日月潭(ニチゲツ タン)の観光圏連盟会長ら29名による訪問がありました。一行は4泊5日の行程で日本を訪れており、前半は以前から交流を行っている茨城県笠間市を訪問、後半は安房地域を訪れました。
視察団を引率したのは「館山ふるさと市民」の美微(シャ メイウェイ)氏。台湾の地方創生に携わる謝氏に、日本のDMOの活動や、観光振興業務などの視察を行えないかと相談があり、今回の訪問に至りました。南投県は台湾で唯一海に面していない内陸にある県。その中に位置する埔里鎮は、人口7万7千人ほどの自治体で農業が盛んで、しいたけの生産量は台湾でトップを誇ります。日月潭は、南投県に位置する台湾で最も大きな湖で、周辺はサイクリングやマラソンコースが整備されています。日月潭観光圏連盟は、南投県にある13市町村と隣接する彰化県の2市と合わせて15の市町村で構成された観光連盟です。
10月18日(水)は、茨城県から鴨川市へ移動し宿泊。鴨川市長や鴨川市観光協会長、鴨川観光プラットフォームなど鴨川側14名が出席し、懇親会を開催。翌19日(木)は、午前中に鴨川観光プラットフォームによるDMOの活動について研修を実施しました。その後「里のMUJIみんなみの里」を視察し、昼食を取った後、館山へ移動。館山では「“渚の駅”たてやま」にて、当市の観光振興業務について説明を受け、施設を見学。買物を楽しんだ後、城山公園に移動し、八犬伝博物館を見学。夜は館山市長、館山市観光協会長、館山商工会議所会頭らと懇親会を行い、親交を深めました。20日(金)は「道の駅とみうら 枇杷倶楽部」「道の駅 保田小学校」木更津を経由して、成田空港から帰国の途に就きました。
今回研修の受け入れを実施した鴨川観光プラットフォーム㈱の鈴木 健史氏は「特にインバウンドについては、鴨川だけでなく、房総地域を広く周遊していただくことを目指し、広域的に連携して取り組んでいきたい」と今後の広域連携について触れました。南投県 埔里鎮の市長、廖 志城(リャオ ツーツッエン)氏は「今回こちらで学んだことを持ち帰り、今後の行政運営に生かしていきたいと思います。当市は台湾の中心にあり、大変気候に恵まれています。農業が盛んで、マコモダケとパッションフルーツは台湾での全生産量の9割を占めます。風光明媚な土地ですので、是非皆さん遊びにいらしてください 」と話しました。
館山市情報提供 担当 :観光みなと課 山口 TEL 0470 2 4 2402
鴨川観光プラットフォーム㈱ 担当:事業部門 嶋津彰一 TEL 04 7093 2461