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2023年12月08日

千葉県の熊谷知事 台湾で千葉の魅力をアピール

熊谷知事は令和5年11月13日(月)から11月17日(金)まで、台湾を訪問しています。千葉県産農林水産物の輸出規制措置の撤廃要請、輸出促進のための農林水産物・食品輸出商談会、インバウンド誘客のための観光商談会等のプロモーション、及び企業誘致セミナーなどを実施されます。


11月13日(月)には、千葉県の友好都市である桃園市の張善政市長との会談がおこなわれました。

写真 千葉県提供


熊谷知事は「本年10月に桃園市国楽団が県誕生150周年記念コンサートを開催いただき、音楽など文化の交流も重要と実感した。また、子どもたちが外国の文化を知る教育旅行を双方でやっていきたい」と述べました。会談では、鴨川萬祝染 鈴染の萬祝染額が贈られ、今後も幅広い分野で交流を深めていくことで意見が一致しました。



萬祝染(まいわいぞめ)とは

萬祝は、大漁祝いの意味です。それが次第に祝いの時に揃って着る祝い着を指すようになりました。普通の大漁の場合は手拭いを出し、桁外れの大漁の時には、萬祝の半被を作りました。また、漁に出るときには、大漁と漁師たちの安全を祈る大きな旗を掲げてきました。萬祝染は、江戸時代の終わり頃に房総半島で発祥したといわれています。絵柄は、鶴亀・高砂・竜宮・弁慶牛若丸・三番叟・加藤清正・鰤大漁・鯛のり恵比寿大黒・ 岩釣り恵比寿大黒・年々しめます・七福神・扇松竹梅・鯨・鰹大漁・秋刀魚大漁・地引き網・龍・鹿島踊り柄など、200種類以上あります。現在では千葉県指定伝統的工芸品に選定されています(鴨川萬祝染 鈴染角田万祝染工芸)