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2024年12月15日
レモンの季節です♡鴨川の温暖な気候を生かしたレモン栽培
鴨川はレモンの産地です。安房地域では温暖な気候を生かしてレモン栽培が行われています。安全で安心して食べられる農産物に対する消費者の関心の高まりから、ちばエコ農産物への取組も進めています(ちばエコ農産物:化学合成農薬と化学肥料を通常の半分以下に減らして栽培された農産物に対して千葉県が認証する制度)。希少な国産レモンで、皮ごと調理していただけますので、塩レモンやはちみつ漬けレモンピールにも最適。お料理にも飲料にも幅広く使えます。
レモンは、年間数回開花するため、開花時期によって収穫時期が異なります。安房地域では5月、7月、10月に開花し10から4月にかけて出荷されます。特に、10~11月に収穫される果実は、果皮が緑色の「グリーンレモン」として販売されています。12月~年明けに収穫される果実は、樹上で着色し、黄色いレモンとして販売されています。
2010年に鴨川でレモンを栽培していた生産者が“まるごと皮まで食べられる信頼できるレモン”作りを目標に「鴨川レモン組合」を結成。当初はレモン栽培のための土壌作りや、生産性の不安定など苦労が絶えませんでしたが、今では生産も安定しています。
レモンはとげの発生が多いため果実に傷がつきやすく、品質に問題がなくても出荷に適さない果実が多く発生してしまう年があり、加工品としての商品開発も進められました。鴨川市では地元商工業者と連携し「鴨川海と太陽のレモン」シリーズとして菓子のほか飲料やドレッシングなどの加工品が開発されました。鴨川の新たなブランド農産物として注目を集めています。
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