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2025年05月25日

貴船神社例大祭 鴨川市浜荻地区の祭り

鴨川市浜荻地区の貴船神社の例大祭。毎年8月の第一金・土曜日となっており、神事のあとご神霊を遷した神輿が宮出しされます。いつもは静かな浜荻の町もこの日はお祭り一色に。立派な衣装を着て白いひげを生やした天狗さまが町中を行脚します。


令和7年は8月1日(金)2日(土)に行われます。

貴船神社は浜荻地区の鎮守社で、祭神は京都の貴船神社と同じ高龗神(たかおかみのかみ)、八幡様こと誉田別命(ほんだわけのみこと)、猿田彦命(さるたひこのみこと)の三柱。日蓮の小松原法難の際に日蓮を救って自邸に匿い、ともに岩高山に逃げ込んだとされる北浦忠吾・忠内親子が、弘安5年(1282年)、多聞寺境内に創建したと伝えられています。

初日の宵祭りは、各町内が提灯万灯(まんど)または笹万灯と呼ばれている屋台の引廻しを行った後、宮下に各町内の万灯が集結し、手打ち式を行います。


二日目は、貴船神社で行われる神輿への御霊入れなどの神事の後、年番町による神輿の宮出しが行われます。

神輿の宮出しは、貴船神社の三柱である、猿田彦命(さるたひこのみこと)、高龗神(たかおかみのかみ)、八幡様こと誉田別命(ほんだわけのみこと)、それぞれを象徴する、天狗様と獅子と神輿とが揃って町内廻りを行います。

(獅子が出ない年もあります。)

猿田彦命の化身の天狗が先導し、その後を旗、賽銭箱、太鼓等を担いだ11人衆、高龗神の化身の獅子、最後に浅子周慶神輿店作の神輿と続きます。

夜は19時から神輿の町内廻りに続いて御社入れが行われます。